【新潟市北区】冬の使者到来!福島潟に白鳥とオオヒシクイが今年もやってきました
10月になり、涼しさを過ぎて肌寒く感じるようになりました。本格的な秋を感じますが、早くも、冬の使者といわれる渡り鳥の白鳥とオオヒシクイが、2020年も福島潟にやってきました。
福島潟は、220種以上の野鳥や450種類以上の植物、そして地域の人々が集まる自然公園です。冬が近づくと、シベリアなど寒さが厳しい地方から白鳥やオオヒシクイが日本へやってきて、温かい春になるまでの間を過ごします。
先にやってきたのはコハクチョウ。10月7日に15羽ほど姿を現しました。新潟の冬のシンボルであり、新潟市の鳥に制定されている白鳥は、ひと冬で約3千羽もやってくるそうです。
白鳥、オオヒシクイとも、潟にいるのは早朝や夕方。日中は近くの田んぼでエサをついばんでいます。潟でエサやりをすることはできません。
その翌日10月8日にはオオヒシクイ4羽も確認されました。オオヒシクイは、国の天然記念物に指定されていて、福島潟は日本一の越冬地。毎年5000羽以上のオオヒシクイがロシア・カムチャツカ半島からやってくるそうです。雁の仲間の中で一番大きな鳥で、羽を広げると1.60メートルほどになります。
渡り鳥到来の季節にあわせ、展望施設のビュー福島潟では白鳥やオオヒシクイの展示を開催します。

ビュー福島潟