【新潟市中央区】誰かの想いがつまった本に出合える寄付型書店「めぐる本屋」
新潟市中央区の「西堀ローサ」にあるイベントスペース「よろっtoローサ」の一角に、寄付型書店「めぐる本屋」があります。
「めぐる本屋」は、誰でも本を寄付することができ、また、寄付された本を誰でも無料で持ち帰ることができる「寄付型書店」です。
2025年1月18日に現地に伺うと、150冊以上の本が並んでいました。絵本や漫画、小説やビジネス書など様々な本が揃っています。
「めぐる本屋」代表の方のお話によると、同店は「本を買う余裕がない人にも本をめぐらせたい」「誰かの好きな本を見知らぬ誰かへめぐらせたい」という気持ちから書店をオープンされたそう。
店頭には、寄付する人が自由にメッセージを記入できる白紙の「しおり」があります。このしおりには、その本についてのエピソードや紹介文を書き込むことができ、本に挟んでおくことができるそう。
こちらのしおりによると、「めぐる本屋」で持ち帰られた本が再度寄付されて並んでいるようですね。まさに、本や人の想いがめぐる瞬間。素敵なメッセージに、心が温かくなりました。
本を寄付する際は、「よろっtoローサ」のスタッフの方に声をかけるか、直接本棚に本を並べます。また、郵送での寄付も可能です。筆者も寄付してみましたが、「自分が寄付した本はどんな人の手に渡るのだろう?」と想像して、ワクワクしてしまいましたよ。
なお、「よろっtoローサ」での常設出店は2025年3月末までとなります。現在、2025年4月以降に常設で出店できるエリアについて調整中との事。イベント等にも出店していくそうです。
「めぐる本屋」は、人との繋がりを感じられるとても素敵な書店でした。ぜひ皆さんも、足を運んでみてはいかがでしょうか?
めぐる本屋が常設出店中のよろっtoローサはこちら↓